今年のセ・リーグ新人王に、
広島の梵選手が見事選出された。広島の選手としては97年の澤崎投手以来9年ぶり7人目、野手としては84年の小早川選手以来22年ぶりの受賞となった。
プロ1年目でショートのレギュラーをつかみ、打撃でも規定打席に到達し打率.289をマーク。中でも、狭い広島市民球場をホームとし、かつ右打者にも関わらず、リーグトップの8三塁打は素晴らしい。走・攻・守の三拍子揃った選手ということで記者の評価も高く、2位の横浜・吉村選手にダブルスコア以上の大差をつける票が集まった。
本人も驚いたようだが、私も吉村が受賞するものと思っていた。打率.311、26本塁打は、普通であれば文句ない成績だ。それなのに、あのような大差がついたのは、梵は1年目、吉村は4年目ということも考慮されたのかもしれない。
ともあれ、梵選手おめでとう!
来季はカープの核弾頭として、さらなる飛躍を期待したい。